プリンターと複合機は何が違うの?
はじめてプリンターを購入するときに抱く疑問点でしょうか。
プリンター | 複合機 |
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ウェブ上やデスクトップの情報をプリントアウトできるモデル。 |
プリント・コピー・スキャナ・ファクスといった機能を併せ持つ多機能なプリンター。
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上記のような、違いがあるが、実際はもう少し複雑である。
複合機のことを指してプリンターと言ったり、用語自体が混用されているのだ。
また、ひと口に複合機と言っても、ウェブ上やデスクトップからのプリントアウト(これができれば立派なプリンターなのだ)に加え、コピーができることをもって複合機としているだけなのか、スキャナやファクスも含んだ多機能モデルという意味の複合機なのか、まちまちで、複合機の定義も簡単ではない。
スキャナって何?
スキャナは、コピー台の鏡面(ガラス板になっている読み取り台です。)に置いた書類を読み込んで、パソコンの側に画像データとして出力する機能だ。
オフィスで、大量の書類はいったんスキャンしてPCに保存しておいたり、それらを部署どうしや取引先と、データのやり取りができる。
書類のみならず、写真もカラーでスキャンすれば、PCに画像として保存しておくこともできるし、データとしての送受信、ブログにアップしたりクラウドに上げたりもできる。
また、スキャナで取り込んだデータは画像のデータ(JPEGやIMGなど)であるが、OCRソフトを使えば、テキストデータに置き換えて、wordやexcelに保存することもできる。
OCRソフト使用にはスキャナが要る。
これからフリーランスで仕事を始めたい方にとってはスキャナは必須アイテムとなろう。
複合機なら必ずファクスが付いているの?
答えはいいえである。
プリントアウト機能のほかにコピー機能が付いていれば、複合機を名乗ることができる。
最近のモデルで複合機といえば、コピーはもちろんスキャナまでは装備されているのが普通ではあるが。
その場合、ファクスも付いてるんだ!と思ってしまうと、購入をしくじってしまう。
ファクス標準装備のモデルは、どのメーカーもラインナップ全体からながめると、一部の機種に限られるので、各メーカーのカタログのスペック比較表で確認するとよいだろう。
なお、ADF(自動紙送り機能)は、プリンター本体の上部の盛り上がりに用紙を差し込めそうかを見ればわかるので、是非とも確かめておきたい。ADFを搭載していれば概ねファクスも搭載していると考えて良いだろう。
この点を知っておけば少しプリンターを見る目ができてくるだろう。
インクジェットプリンターが対応する用紙サイズは!?
9割方のインクジェットプリンターの対応する用紙はA4までとなる。
残りの1割程度はA3やA3ノビ(A4サイズを2倍にした大きさである・「ノビ」とは数センチの一回りやや大きいサイズ)まで対応するプリンターが各社少ないが販売されている。
ただし、A3対応といっても、後方トレイに1枚だけ入るきまぐれなプリンターもあるので、業務としてプリンターを使うのか、趣味の範囲で使うのか、目的に応じた選び方をする必要があるし、プリンターが自分の使用目的に合っているかどうか、確かめておくべきだろう。
プリンター・複合機のの寿命についての記事はこちら