PX-M5041F パーフェクトなビジネスインクジェット!!
PX-M5041Fは、エプソンのビジネスインクジェットの名機・PX-1700Fの後継機に当たる。
※本体デザインは、グレー系に一新された。
どんな点が変わったのか?
注目してほしいのは、以下の点である。
プリンター史上初か 画質のキレイなインクジェット
外見はばりばりのビジネス・スモールオフィス用に見えるが、家庭用モデルに一歩、近づいた。印刷画質が、ビジネスのインクジェットの領域を超えたクオリティと評価できよう。
本来ビジネスインクジェットは、大量印刷と耐久性をウリにするモデルであり、画質は二の次とされる。求められるのは書類印刷の量と速さにあり、意図した伝達事項が伝われば事は十分なはず。
しかしながら、PX-M5041Fでは、そうしたビジネスインクジェットの基本をおさえつつ、そこから一歩も二歩も進み、画質の美しさを追求しているのだ。ただ読めればよい・コストをおさえて大量生産が第一!というビジネスインクジェットの常識をくつがえす一台となった。
新開発ノズル採用で、解像度が380dpiから600dpiにアップ。
PX-1700Fでも、『きれい』モードで印刷すれば、かなり美しく仕上がり満足できたのだが、『普通』印刷でもずいぶんきれいに仕上がる。
これにより、生産性と印刷クオリティを同時に実現できるわけだ。
操作性が格段にアップした
※印刷ボタン(モノクロ/カラー)が押しやすくなった。ボタン式とタッチパネルの特長を併せもつチルトパネル。
PX-M5041Fは、最近の家庭用モデルの流行に乗って4.3型のタッチパネルを新規に搭載した。それと、実ユーザーでないと気づきにくい改良点なのだが、PX-1700の唯一の欠点であった、印刷ボタン(モノクロ・カラー)の大きさである。前モデルでは、ボタンが小さすぎて、直感性に欠けた。
印刷時、「どこにあった?」感を否めなかったのだ。
画質も操作性も文句なしで、PXM5041Fはパーフェクトなビジネスインクジェットに昇格したのである。2016年4月現在、Amazonで3万円台後半で購入できる。
PX-M5041F | |
---|---|
用紙 | L判〜A3ノビ |
インク | 4色独立 顔料+染料 |
印刷スピード | モノクロ:約18ipm
カラー:約10ipm |
インク・用紙合計コスト | モノクロ:約2.5円(税別)
カラー約7.6円(税別) |
解像度・画質 | 原稿台:
300×600dpi(モノクロ) |
対応OS | Windows Mac OS X |
ネットワーク対応 | 無線・有線LAN |
自動両面印刷 | ○ |
スマホプリント | ○ |
Wi-Fi・自動電源ON | ○ |
コピー | ○ |
ファクス・ADF | ○ |
スキャナ | ○ |
タッチパネル | ○ |
液晶パネル | 4.3型TFT |
NFC | × |
幅×奥行き×高さ | 使用時:567×817×418(mm)
収納時:567×486×418(mm) |
給紙トレイ | 前面トレイ:250枚×2段(合計500枚)
背面トレイ:(手差しで1枚のみ。厚紙可) |
発売日 | 2014年 |
価格 | オープンプライス 4万9980円 |
耐久性 | 5年/8万枚 | その他 | 耐久性はPX-1700Fに比べ、2万枚向上 |
スペック表からわかるように、PX-1700Fよりも耐久性が2万枚向上した。
オフィスに一台あると、仕事がどんどんはかどりそうだ。
※スマホ操作にも対応、完璧だ。
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